NTT東日本に数周回遅れでひかり電話に申し込む

数十年前、学生時代に加入電話を設置した時には、7万円くらいで電話加入権の売買業者から購入した記憶がある。大学に進学し東京に出てきて、3年生までは電話を持っていなかった。今では考えられないが、一人暮らしで何の通信手段をもっておらず、連絡は賃貸アパートに近い公衆電話を使っていた。
就職活動に必要だろうと、4年生になる前に購入したわけだが、当時の7万円は私にとってとても高額で、黒電話時代から利用して現在に至っているため思い入れもあるものであった。ひかり電話にすると、その加入権を放棄することもあり得ると聞いていたのでそのままにしておいた。
しかし、インターネット接続を見直すにあたって調査してみると、いろいろおトクで便利なことがあることがわかった。光コラボ等で契約しないこと決めたので、まずはNTT東日本にWebで問い合わせることにした。

1.NTT東日本にWebで問い合わせる

より安価にひかり電話を引くことができるか、Webで問い合わせた。

Q.
契約中の加入電話から、ひかり電話へ変更したいと考えております。データ通信の契約は、フレッツ光 マンションタイプ2 100Mbps VDSLです。現在の電話番号を引きつかず新しい電話番号を使用する場合、その他の事務手数料、工事費を含めた初期費用について教えてください。
機器(ひかり電話ルータ)工事費についてですが、宅内設置設定は、当方で実施いたします。
ひかり電話ルータに現在利用中の無線ブロードバンドルータをブリッジモードで接続して利用することを想定しています。
現在のフレッツ光を解約した場合の費用についてですが、ひかり電話の契約年数と契約期間内に解約した場合の費用はかかりますでしょうか。切替月の請求費用等についてをご教示下さい。

A.

■「ひかり電話」について
ひかり電話」は『フレッツ光』のアクセス回線を利用した光IP電話サービスとなります。
そのため、「ひかり電話」をご利用いただくには『フレッツ光』のご契約が必要となります。(「ひかり電話」のみをご契約いただくことはできません。)
なお、「ひかり電話」のご契約については、最低利用期間等は設けておりませんので、「ひかり電話」の解約に伴い工事費や解約金等は発生いたしません。

■初期費用について
ひかり電話」の追加契約に伴う一般的な初期費用は以下のとおりです。(新たに、ひかり電話専用番号の払い出しを希望される場合)
※表示価格は、特に記載がある場合を除きすべて税抜です。

・基本工事費          4,500円(*1)
・交換機等工事費        1,000円
・機器工事費(設置)       1,500円(*2)
・機器工事費(設定)       1,000円(*3)
-----------------------------------------------------
           合計  8,000円

(*1)お客さまご自身で、ひかり電話対応機器の設定等実施される場合は、1,000円となります。
(*2)ひかり電話ルーターの開梱、設置、開通試験、片付け等に関わる工事費です。
(*3)PPPoE設定、内線等電話設定、鳴り分け等の電話設定、無線LAN設定(SSID変更等)等、ひかり電話対応機器の設定を当社にご依頼いただく場合に発生する工事費です。お客さまご自身で設定等行う場合は発生しません。
ご参考
ひかり電話 初期費用>
https://flets.com/hikaridenwa/charge/initial.html
<初期費用の適用例>
https://flets.com/hikaridenwa/charge/initial_case.html#case03
■ご案内
下記URLのページにて「ひかり電話のお申込みからご利用までの流れ等をご案内させていただいておりますので、宜しければご参照ください。
<「ひかり電話」お申し込みからご利用まで>
https://flets.com/hikaridenwa/subscription/
ひかり電話 導入レポート>
https://flets.com/hikaridenwa/report/
また、工事費や工事内容等の詳細は、お申し込みの際に専門オペレータにて設備環境詳細を確認した上で、ご案内させていただいております。 

上記のメールを受信したのちNTT東日本より電話がかかってきた。電話でも同様の説明を受け、申し込みをお願いしたところ、専門オペレータより後ほど電話があるとの事だった。
 

2.ひかり電話を申し込む

NTT東日本より週末に電話してもらうようお願いしたので、お約束通り専門オペレータさんより電話をいただいた。お願いした内容は次のとおりである。

・基本プラン500円とナンバーディスプレイ 400円 (月額900円)

ひかり電話対応機器を自分で設定
  基本工事費        1,000円
  交換機等工事費 1,000円
・利用休止工事費 1,000円
・同番移行工事費 2,000円

ナンバーディスプレイはこの機に辞めたかったが、かかってくる電話番号が分からないと不安で困ると妻に懇願されたことと、今の電話番号を引き継がなくて良いと考えていたが、番号変更を通知するのが面倒と、これまた妻からクレームがでたのでこのようなオーダーとなった。

せっかく電話をNTTさんから電話をもらったので、前から気になっていた2点を聞いた。

電話加入権は10年でなにもこちらから言わないと解約になるようですが、いつのタイミングで言えばいのでしょうか?」と、オペレータの男性に聞いたところ、
「そうですね。お申し出いただければ期間延長をさせていただきますので、延長が必要になった時点でご連絡ください」との回答だったので、
「今、10年以上休止すると考えているので、この電話で延長は可能でしょうか?」と、ものは試しと聞いてみたら、
「この電話では受け付けておりませんので、お時間をいただければお調べして対応いたしますが」との返答で、相当の時間が必要な印象を受けたため、
「時間がかかるのでしたらあと10年もありますので、あらためて116へお電話してお尋ねしてみます」と、この場では引き下がることにした。
次に光コラボについて聞いてみた。
「現在契約しているプロバイダさんに聞いたのですが、フレッツ光で契約しているサービスから、光コラボに転用すると設備が変わると言われたのですがどうなのでしょうか?」するとオペレータさんは次のように説明してくれた。
「光コラボは、契約関係がNTTとプロバイダさんとしていたものを、プロバイダさん一つにおまとめするだけですので設備は同じです」との回答だった。これについては、@niftyASAHIネットも設備は同じという見解だが、IIJmioだけは設備が違うと言っている。不思議である。

さて、ひかり電話は翌月1日を開通日とした。それは、一番安価に移設することができるとのオペレータさんのアドバイスからである。「ひかり電話対応機器」は開通日の前日くらいに届くとのことだった。開通日直前に届けられれても、荷物を受け取れなかったら開通できないぞと、不安な気持ちにさせられるのだった。

 

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