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既設の無線LAN親機とホームゲートウェイひかり電話ルーターを繋ぐ

開通日の前日に、宅配便でひかり電話ルーターPR-500KIが自宅に届いた。ぎりぎりに届けられたその余裕のなさに少々不満であった。

 

1.機器接続の配線を変更

開通日当日は帰宅が22時を過ぎてしまったので、切替作業は23時から始めることとなった。

現在の機器接続は、
VDSL宅内装置 ━ 無線LAN親機(Wi-Fiルーター クライアント(無線、有線)

       ┗ FAX電話機

という接続構成になっている。これを次のようにつなぎ替える。

VDSL宅内装置 ひかり電話ルーター 無線LAN親機(ブリッジモード)

           ┗ FAX電話機             ┗ クライアント(無線、有線)

                

ひかり電話ルーターとFAX電話機の接続は、つなぎ替えるだけで、PCから設定または機器自身で設定をすることなく、電話が使用できるようになった。

次にデータ系のセットアップを行う。ひかり電話ルーターIPv4 PPPoE接続先の設定に、契約中のプロバイダのユーザー名とパスワードを設定し常時接続させる。ひかり電話ルーターの「情報」ー「現在の状態」から、WAN側IPアドレスが正しく付与されていることを確認する。
設定が完了したので、無線LAN親機(WZR-1750DHP2)がルーターモードになっている設定をブリッジモードにする。PPPoEの設定を解除し、単なるルーターとして使用すれば理屈では通信できるはずだが、NTT東日本からはブリッジモードで使用するように言われている。

取扱説明書は読まず、ネットで検索した無線親機のルーター機能を使用しないでブリッジ(APモード)として使用する方法 - アンサー詳細 | BUFFALO バッファローにしたがって、無線親機背面にあるMODEボタンをブリッジに切り替える。この作業を行う前に、機器のIPアドレスひかり電話ルーターのLAN側ネットワークアドレスに合わせて変更しておいた。無線LAN親機をブリッジモードにすると、クライアントから問題なくインターネットが利用できることが確認できた。
しかし、無線親機に設定したIPアドレスへ接続できない。これは困った。いろいろ試行錯誤しネットで検索したところ、ブリッジモードにすると「192.168.11.100」へ勝手に変更されることが分かった。取扱説明書をブリッジキーに検索しても、そのようなことが書かれていなかったので不信に思ったが、「192.168.11.100」をキーに検索すると取扱説明書のP137に「本製品のルーター機能をオフにすると、本製品のIPアドレスが「192.168.11.100」に変更されます」と、しっかり明記されていた。バファロー製Wi-Fiルーターでは、”ルーター機能をオフ”がブリッジモードの正式な呼称のようだ。まぎらわしい。
無線親機に「192.168.11.100」で接続し、ひかり電話ルーターのLAN側ネットワークアドレスに無線親機のIPアドレスを変更して、無線親機とひかり電話ルーターの両方にクライアントから無事に接続できるようになった。

2.スマホdeひかり電話

既存機器類の接続確認が完了したので、ひかり電話ならではのサービスを設定する。ひかり電話に変更したのは、基本料金と遠方への通話料が安くなることと、スマートフォンから電話をかけたり受けられるからである。早速、スマホdeひかり電話 「外ではスマホ、家ではひかり電話」。「スマホdeひかり電話」生活はじめませんか?|ひかり電話(光IP電話)|フレッツ光公式|NTT東日本|おトクな光IP電話サービスなら「ひかり電話」に従って設定を開始する。私の使用しているAndroid機(Mate9)にAGEphoneをインストールして、アプリを起動することでひかり電話ルータースマートフォンが自動登録される。AGEphoneアプリで電話がかけられることが分かったので、妻のMate9にAGEphoneをインストールし、ひかり電話ルーターへ登録する。携帯電話としては引退した私と妻のiPhone5の2台もAGEphoneをインストールし、IPphoneとして余生を過ごしてもらう。IPphoneとして設定できるのは、内線番号3〜7までの5台をひかり電話ルーターへ登録できる。
ひかり電話ルーターへ登録されたIPphoneの情報を確認して気づいたのだが、スマホMACアドレスが登録されている。無線親機のルーター機能を使用して通信していたなら、ひかり電話ルーターには、無線親機のMACアドレスが登録されることになり、スマホが複数登録できなくなることが考えられる。また、スマホひかり電話ルーター間は、NAPTで通信するため「スマホdeひかり」の仕様はわからないが、ひかり電話ルーター側からの通信、すなわちスマホが電話を受けるときに通信できない可能性があるのではないだろうか。理由を教えてもらえなかったNTTのいう「ブリッジモード」にしなければならないワケは、このことなのかもしれない。

3.ひかり電話ルーターを使いこなす?

PR-500KIには、USBポートがあるのでNASとして使用できないか調査した。PR-400NEでNASとして使用できるといったネット上の書き込みがあり、その書き込み通りに設定して試したがうまく動作させることはできなかった。そもそも、設定できたとしてもUSBストレージに対してなんのアクセス権も設定できないので、一時利用で使用したとしてもセキュリティ面では常時NASとして利用することは非常に危険なため諦めることにした。
無線LAN親機をルーターと使用していた時は、VPN接続を設定していた。ひかり電話ルーターにもVPNサーバ設定ができるので、早速設定して試してみた。VPNサーバ機能とVPNアカウント機能を設定することでひかり電話ルーター側の設定は完了である。

スマートフォンでは、L2TP/IPsec PSKタイプで接続する。ひかり電話ルーターで生成したIPSec事前共有鍵とサーバーWAN側IPアドレスを設定し、VPNアカウントで設定したユーザー名とパスワードを設定し接続テストを行う。VPN接続ボタンで「接続中」から「接続されました」と表示が変わったので、ブラウザからひかり電話ルーターと無線親機に接続できることを確認して設定完了である。
スマートフォンからVPN接続で自宅のLAN環境に入れるということはすなわち、IPphoneが使えるはずである。この話は、また別の機会に。